KAKUTAテックフォージング㈱ 様から一言
■KAKUTAテックフォージング(株) 代表取締役 角田邦夫 様
弊社では、2024年2月に「DX戦略」を作成し、春からの活動を開始しました。営業課の販売管理及び生産計画のシステム化を推進すべく活動開始。業者の選定をしている中、埼玉県産業振興公社の「オーダーメイド型DX推進支援」のチラシを見て、ステップを踏みながら伴走支援していただけることを知り参加することにしました。
オーダーメイド型の名の下、どれだけ自社にあったものになるのか。
実施内容は以下の通りで、各ステップごとに活動できたことは大変有意義でした。
社内の経営層及び管理職一人ひとりからのヒアリング
社内外の課題を含む現状確認の実施
SWOT分析による経営環境分析
弊社が取り組むべき課題と解決策への方向性の取りまとめ
今後の事業領域の方向性としての成長ベクトルを既存事業と新市場にまとめ
それを事業ドメインとして具体的なアクションが出来るように描く
戦略展開マップとして、視点ごとに具体的な数値目標を定め活動のポイントを示す
はじめに社内の管理職及び経営層を含めて一人一人からのヒアリングでは、同じ質問でも全く違う回答が出たときには驚きましたが、逆に新たな気づきを考慮する必要があることも、正直知ることができたことは、今後のDX推進という変革を行う上では良かったと感じています。
さらに、上記の実施内容を「DX推進のための経営計画サマリー」としてまとめることができ、DXを推進していく中、今回実施いたしました上記内容を定期的にレビューすることで活動のあり方を確認していくことができるようで大変参考になりました。ありがとうございました。
担当したDXコンシェルジュから一言
■埼玉県産業振興公社 DXコンシェルジュ 弘田智成
8ヶ月に及ぶ長期プロジェクトでしたが、毎回の打ち合わせに社長、参事(元取締役製造部長)、営業課長の皆さんが出席され、意欲的に取り組んでいただきました。ヒアリングは計11名の方にご協力いただきましたが、同じ質問でも異なる回答が続出し、それが新たな気づきにもつながったものと思料します。 事業戦略策定では、既存事業の延長線だけではない広い発想で、なおかつ現実性をも加味した戦略策定ができた点は特筆に値すると思っています。デジタル化に直接つながることではありませんが、ここに時間を割いたことも大きな意義があったと考えています。 デジタル化に絡む課題についても今の仕組みを有効活用しつつ、アプリケーション化する方向に決まりましたが、引き続き今後の展開を見守っていきたいと思います。DXの成否の鍵は企業の自己変革力にあると思います。KAKUTAテックフォージング(株)様におかれましては是非、持ち前の自己変革力で地域を牽引する企業になっていただきたいです。 |
![]() 弘田コンシェルジュ |