お問合せはこちらから
  • TOP
  • 取組事例
  • ホームページと予約システムのリニューアルによる集客基盤の強化

小さなホテルセラヴィの取組事例

ホームページと予約システムのリニューアルによる集客基盤の強化

小さなホテルセラヴィ

業種

  • 宿泊業

取り組みテーマ

  • IT活用

活用した支援

  • デジタル活用無料相談

従業員数

  • 6〜20人
事業内容 ホテル経営

◆相談の背景

事業者様は、長瀞町で5室の小規模ホテルを営んでおり、開業から43年の歴史を持っています。館内は重厚でハイセンスなインテリアが特徴で、時間とともにサービスの質を高めてきました。一方、課題としては顧客の高齢化等を要因として、宿泊客数は年々減少傾向であり、当施設にとって30代~50代といった若年層に対する積極的なプロモーションが必要という課題感を持たれています。大手インターネット旅行予約サイト(Online Travel Agent – OTA)には一通り登録済みで、英語対応もしていますが、インバウンド客の予約は2~3か月に1組程度と少なく、メイン顧客化には大規模な施策が必要と認識されています。

宿泊料金は地域内では高額な部類ですが、宿泊した顧客からの評価は非常に高く、施設・料理・サービスの質が反映されています。一方で、利益は「経営の継続に必要なぎりぎりのライン」とのことで、人口減少や旅行客減少を背景に事業を継続するための、積極的な経営施策の実施が必要と認識しています。ICT活用状況としては、自社ホームページを近隣の業者が作成し、長期間にわたって保守をしており、費用対効果には満足していますが、経営効果を測るために必要なアクセス解析は未実施です。SNSはFacebookとInstagramをホテルスタッフが運用しています。

そこでITの利活用により宿泊客数の増、売り上げ増を図りたいという依頼をいただきました。

 

課題
自社ホームページを活用しきれていない

・ホームページは以前からあったが導入からかなり時間が経過しており、PR力に課題を感じていた。

自社サイト経由での予約強化

・OTA(旅行予約サイト)とは以前より連携していたが、OTA経由の予約だと、OTA業者へ支払う手数料が高く、その分、利益率が自社サイト経由の予約よりも低くなるため、さらに自社サイト経由の予約を強化したいと考えた。

 

提案
自社ホームページのリニューアル(多言語対応、SEO強化、写真・動画コンテンツ充実)

・視覚的に魅力的なコンテンツを追加し、検索順位を改善することで集客力を高める。

宿泊予約管理システムのリニューアルCRM(今いるお客さんを大切にする仕組み)/MA新しいお客さんを見つけて育てる仕組みツール)。

・予約から顧客管理、既存顧客へのリピート宿泊のプロモーションを一元化し、業務効率を改善する。

 

見込まれる効果
WEBサイト改善によるブランド力強化。

・Webサイトの保守作業はこれまで外注していたが、部分的に事業者様自身でコンテンツを更新できるようになった。それにより、タイムリーにプロモーション情報を発信することが可能となった。魅力的なサイトで顧客の信頼を獲得し、競合との差別化を実現。

自社予約の導線強化による利益率上昇

・OTA(旅行予約サイト)経由で予約されるとOTA業者に高額な集客手数料を支払う必要があるが、自社予約の場合は、手数料分の利益が自社に残ることになるため、利益率が上昇する。また、今回導入した予約システムでは、予約が入ると自動的に顧客管理情報が登録され、その後のプロモーション情報をメールで送信できる仕組みがあるなど、自社予約率を向上させる仕組みが備わっている。

 

◆解決に向けての伴走支援

◆展望

CRM/MAによる顧客管理の高度化とパーソナライズされたサービス提供。

 

・顧客ごとの嗜好に合わせた提案でさらに顧客満足度を高めていく。

 

◆相談者様から一言

この度は、弊社の相談に丁寧に向き合っていただき、誠にありがとうございました。

問題点を的確に洗い出していただき、新たな視点や具体的な方法を、分かりやすく形にしてご提案いただけたことに深く感謝しております。また、難しい分野についても噛み砕いてご説明くださり、今私たちが「何をすべきか」「何ができるか」を明確に示していただきました。その後の変化に対しても的確なご意見をいただき、集客を超えSNSを担当している社員のモチベーション向上にもつながりました。細部にまで目を配りながらご支援いただいた小林様には、感謝の気持ちでいっぱいです。おかげさまで、以下の点を改善することができました。

①年配のお客様のご利用が多く、リピーターの高齢化も踏まえ、若いお客様の獲得を目的にホームページをリニューアルしました。また、海外のお客様も視野に入れ、従来の簡易的な英語ページを見直し、自社で英語予約が可能な体制を整えました。

②紙からデータへの移行を進めるため、iPadを活用し、チェックイン時の不要な紙印刷を削減しました。これにより、保存・管理もデータで行えるようになりました。

以前あった山のような顧客の紙のデーターを業者にお願いしデータ化しました。

③新たな客層の獲得とリピーター強化を目的とした仕組みづくりも、業者を介しながらスムーズに進めることができました。 具体的には、自社予約比率を向上させる機能が備わった予約システムへの変更を行いました。

改めて、心より御礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

◆担当したDXコンシェルジュから一言

今回、長瀞地域で長年営業されており、多くのお客様に愛されている小さなホテルセラヴィ様をご支援させていただき、大変光栄でした。
長い経営の歴史を持ちつつも、環境の変化とともに顕在化してきた課題に対して目を背けず、ITの利活用による解決に果敢にトライされたことは、大いに他の事業者様に参考にしていただける取り組み、と思っております。
ご提案したITソリューションを使いこなして頂くまでには、いくつものハードルがありましたが、着実に段階を踏み、乗り越えて頂きました。日々の業務でご多忙の中、ご対応いただきまして、ありがとうございました。
引き続き、小さなホテルセラヴィ様の魅力の向上のため、ご支援できればと思っております。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
 

小林コンシェルジュ

小さなホテルセラヴィ

所在地
埼玉県秩父郡長瀞町井戸419-1 
URL
https://ceravie.com
支援した
機関
公益財団法人 埼玉県産業振興公社